2009年03月26日

宮城県議会意見書採択

先日宮城県議会にて採択された意見書です。
序文に歯科技工士法の記述もありますので
ご覧下さい。



国外で作成された歯科補てつ物の取り扱いに関する意見書


 入れ歯や冠等、歯科医療の用に供する補てつ物(歯科補てつ物)の作成等は、歯科医師又は歯科技工士でなければ業として行ってはならないことが、歯科技工士法により定められている。これは歯科補てつ物が口腔や身体に重大な影響を及ぼす可能性があるため、国として的確にその安全性を担保するためであると考えられる。
 しかし、近年国外で作成された歯科補てつ物が散見されるようになり、厚生労働省は平成十七年九月八日付けで、国外で作成された歯科補てつ物に関して歯科医師の注意を喚起し、患者に対し十分な情報提供を行うよう各都道府県に通知した。
 歯科補てつ物は、国内で作成される場合については指針が定められているが、国外で作成された場合については品質及び安全性を担保するための法令上の規制は存在せず、作成を指示した歯科医師にも品質及び安全性を確認する手段がないのが現状である。
 近年、国内では想定されなかった含有物による問題が薬品、がん具及び食料品において立て続けに生じている。歯科補てつ物は口腔内で半永久的に使用されるにもかかわらず、その安全管理を一歯科医師の責任に帰するという現在の制度では、国外で作成された歯科補てつ物の安全性が十分に確保されているとは到底言えない。少なくとも、国外で作成された歯科補てつ物についても国内で作成されたものと同等の安全性確保の対策がなければ、やがて国民の健康被害につながることが懸念される。
 よって、国においては、国民の健康を守り患者の安全性を確保するため、国外で作成された歯科医療用の補てつ物(歯科技工物)の取り扱いに関して、法的整備も含め、実効性のある速やかな措置を講じられるよう強く要望する。

 右、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

 平成21年3月17日
宮城県議会議長  橋 長 偉

衆議院議長   あて
参議院議長  
内閣総理大臣
厚生労働大臣
posted by 管理人 at 08:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 行政関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この文章を読むと、海外輸入はダメとは書いてないですよね。
むしろ、国内と同じような法整備を整えれば
海外輸入もOKだと読めますが?

厚労省が一定のルールを策定してしまえば、
全国の歯医者が一斉に海外に傾倒するんじゃないですかね。
Posted by これは・・・ at 2009年03月28日 09:00
意見書の内容が「海外委託を禁止」にはなっ
ていないことは、仕方のないことです。

その意味で、基本を抑えた形が 「訴訟」と
なっているわけです。

意見書作成スタッフが、訴訟の内容を吟味して
いる訳ではありません。
状況情報るる流される中で、その県によって感受
要素が異なっても致し方ないことです。

肝心なのは、関心をもって頂、国も何とか解決で
きるように努力してくださいよ、と、地方といえ
ども公の立場・機関での意見具申は必要だと思
いますし、訴訟を提起している者としてはこれ
以上ありがたいことはありません。

問題なのは、すみっこからでもこのように意見書がはっきり出されてきてる今、当事者の歯科技工士そのものが、静観してていいものでしょうか。
内容はともかく、そっちの方が問題です。

国家資格者(免許者)としての社会責任の欠落です。

自ら歯科技工士として国民に対して恥じ入るところから、この訴訟は始まっているのです。

その原点を国民は知らないのです。
問題はこれからです。

Posted by 管理人 at 2009年03月30日 13:16
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