2009年10月26日

「入れ歯が危ない」

『入れ歯が危ない 保険で良い歯科医療を 10・25決起集会』



於:東京国際交流館 国際会議場 日時:平成21年10月25日 午後2時〜4時 

主催:保団連・全日本民医連・日本生協連医療部会・「保険で良い歯科医療を」全国連絡会

参加人員 420名



リレートーク「脇本の発言」


 お招きを賜り、このようにお話を出来る機会を与えて頂き心から感謝申し上げます。

特に、保団連の先生方には訴訟提起当初より、宇佐美歯科代表をはじめ多くの先生方にご支援、ご教導を賜って参りました。6月7日〜10日の保団連の中国現地ラボ視察団に加えて頂き、一連の海外委託問題解決のために多くの見聞と収穫を得ることが出来ました。また、過日8月23日九段会館で開催致した私どもの「第2回シンポジウム」には、成田先生はシンポジウムのパネラーとしてご講演賜り、他多数の先生方もご多忙のところ駆けつけて頂き、おかげで参加人員も120名を超え、盛会裡に終わることが出来ました。
この場をお借りして、心から満腔の敬意と感謝を申し上げます。

 
10月14日、控訴審判決が言い渡されました。「本件各控訴をいずれも棄却する」。法律上の争訟にあたわずとの判決は想定内のこととはいえ、民事訴訟における限界を突きつけられた感は否めませんでした。
以前、社団法人東京都歯科技工士会対策本部が、行政訴訟としてある都内の輸出入仲介業者に対し「刑事告発」を提起した経緯があります。
その時点で、警視庁からは厚生労働省の正式見解を求められました。その対策途上、発出されたのがあの「17年通達」であります。
 その内容は、歯科技工士制度を軽視するものであり、歯科技工士の業務独占の侵害でありました。

万が一歯科技工士法に抵触の疑いがある「歯科補綴物を海外に委託したい」旨の相談する者がいた場合、行政担当官だったら「現行法がある限り無理です」と言うべきが、せめても法の下で行政を掌っている監督官庁の責務であったのではないかと考えます。

 しかし、歯科医師の裁量権をとなえ、自らの責任を回避し、相手が無資格者と知りつつも「歯科医師が自分で行う行為と同等と認める」との誤判で「海外委託を野放しにする」ことは、法の下に守られるべき国民に対する詐欺行為としか言いようがありません。

 本来、唯一の業界団体が、全歯科技工士の先頭に立って「法の確認」を図るべきところ、再三の要請にもかかわらず応諾して頂けないため、80人の原告が立ち上がったものです。おかげ様で公開裁判によって、歯科医療における秘境的存在だった歯科技工士が、身に余る問題を抱えながらの業種として、広く国民の周知の存在になりつつあることは事実であり、怪我の功名とでも申しましょうか。

未曾有の高等裁判所における「進行協議」で、裁判所から求められ、原告側が提案した和解案は、裁判外で、有識者、歯科医療関係者、消費者団体関係者等による海外委託問題解決のための専門検討機関の設置でありました。日歯、日技にお願いしましたが断られ、全国の47歯科技工士会にお願いをしたところ、文書により1都36県、又歯科医療関係団体では、保団連、「保険で良い入れ歯を」等を含めて7団体のご賛同が得ることが出来ました。
また、国民の立場から、各自治体の国に対する「意見書」採択が、39県市町村議会にも及び(人口、16,775,736人)国民の一割以上にも及ぶ数が、早期問題解決に関与して頂いているのです。更に「支援者名簿」(21,151筆)は、上申書を添えて裁判所に提出させて頂きました。皆様からのご献金やご協力に対しましては心からの感謝を申し上げます。
しかし、冷厳な海外委託の事実は、非情にも止まることを知らず継続されております。

私たちは、本判決に強く抗議するとともに、歯科技工士の法的地位の確立と国民の安心・安全な歯科治療実現のために、10月16日、「上告」することに決しました。
歯科技工士制度の充実・維持・発展が不可欠であるとの観点から、歯科技工の海外委託問題解決をめざして、最後まで戦う決意でありますので倍旧のご支援とご協力を切にお願いを申し上げます。


結びに、
私たちは個人訴訟のため、訴訟費用は全て原告の持ち出しと、皆様方のご厚意におすがりして得られた浄財で戦って参りました。最高裁では200万円ほどのお金が予定されております。
今後、速やかに貴団体を通しまして、支援金、署名簿記載のお願いを申し上げさせて頂きますので、可能な限りのご協力を賜りますよう心から伏してお願い申し上げます。
ご静聴ありがとうございました。
                                   以上
posted by 管理人 at 13:59| Comment(7) | TrackBack(0) | その他の活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
二回も連続で負けたって事の意味を
(完膚なきまでに門前払いされた意味を)
もっと深く考えるべきじゃないのかな?
Posted by 抗議だけじゃねぇ。 at 2009年10月27日 02:52
入れ歯と言えば庶民のイメージは
フガフガはずれて笑いのとれるお年寄りって感じでしょ?
アレが保険の入れ歯の姿ですよ、結局。
こんな自体になったのは、保険という暖簾にあぐらをかいて患者の声を聞いてこなかった業界人全員の責任でもあると思うけどね。
それを今更・・・まず反省してみては?
Posted by しかしなぁ at 2009年11月04日 23:58
どうでもいいけど、抗議や異議があるなら、名乗ったらどうだろうか。

せめてHN(ハンドルネームだよ、それくらいあるだろ?)くらいは出せばええのに。

どこの馬の骨か知らんが、自分を出す根性も無い奴にあれこれ言われたくないわな。

Posted by 久保田 at 2009年11月08日 01:53
ハンドルネームを出せといわれるのはごもっともですが、
やっぱりちょっと、裁判に訴え出るような方たちとやりとりするのは、
へたをするとこっちも訴えられるかもしれないと思うと怖いので・・・。
どうもスイマセンでした。
今後二度と書きませんので、どうかお許しください。
オジャマしてスイマセンでした。


Posted by どうもスイマセン at 2009年11月11日 11:07
ハンドルネームを出せといわれるのはごもっともですが、
やっぱりちょっと、裁判に訴え出るような方たちとやりとりするのは、
へたをするとこっちも訴えられるかもしれないと思うと怖いので・・・。
どうもスイマセンでした。
今後二度と書きませんので、どうかお許しください。
オジャマしてスイマセンでした。
Posted by どうもスイマセン at 2009年11月11日 11:09
この掲示板の仕組みがいまいちよくわからず、
書き込まれていないと思って同じものを二回も書いてしまいました。
二度と書かないと書いておきながら書いてしまってスイマセン。
Posted by スイマセン×2 at 2009年11月11日 11:13
無資格者を雇用して技工をさせたら逮捕される。 栃木も例を持ち出すまでもなく、歯科技工士法は罰則を伴うれっきとした日本の法律。 それに違反しているから訴えた。 

貴殿が同じように違反されているなら、通報はしても訴えるのはお上に任せる。

堂々と名乗って議論しましょうと言うだけで、そんな度胸も無いお方を訴えるなんてそこまで落ちつぶれちゃおりません。
Posted by 久保田 at 2009年11月14日 21:51
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