歯科技工士シンポジウムにお集まりの皆さま。こんにちは。
いまご紹介に預りました、衆議院議員の金田誠一です。
代読の形でのご挨拶となりますが、お許し下さい。
昨年6月22日に訴訟を起こされ、翌23日、同じこの場所で訴訟を支援する会が開かれた折も参加させて頂きました。
私もそれまでに何度か国会の場で、歯科医療の問題、歯科技工士の7:3問題など取り上げてまいりましたが、その様な中で脇本さん達ともお話するようになり、歯科技工士の方たちの厳しい現状を改めて認識したところでございます。
そして今回の「海外委託問題」については、まさに「歯科技工士法」を蔑ろにするものであり、国民の健康を守る立場である厚生労働省が、何らその役割を果たさないばかりか、健康を脅かす行為を認めてしまうものであります。
専門知識と技術を持って歯科技工士の方たちは、その仕事に誇りを持ち、様々な問題にも耐えてこられましたが、事ここに至っては、このままではダメだ、当事者が声を出さなければ何も変わらないと、大きく声を上げられました。まさしくその誇りを大事に思い、歯科医療の一翼を支えてきた責任を果たさんとする、勇気ある行動であります。
多くの国民は、皆さまの声を共感を持って受け止めることでしょう。
私・金田誠一も、与えられた任期中、皆さまと共に歩み、微力ながらこの問題の解決のために精一杯努力させていただくことをお約束して、シンポジウムでのご挨拶とさせて頂きます。
共に頑張りましょう。
衆議院議員 金田誠一