2011年12月08日

脇本へのメール

脇本への私信ですが紹介させて頂きます。

以下pdfファイルにてご覧ください

20121208 受信メール 脇本.pdf
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技工士ゼミナール ご報告

12月4日 大阪にて開催されました技工士ゼミナールのご報告です。
多くの方々の参加を心より感謝いたします。
脇本、川上弁護士の資料をお届けいたします。


下記pdfファイルにてご覧ください。

近況報告 脇本代表
20111204 近況ご報告 脇本征男代表−3p.pdf

大阪公演要旨 川上詩朗弁護士
20111204 大阪講演要旨 弁護士川上詩朗−1p.pdf
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2011年11月04日

2011 技工士ゼミナール

2011 12月4日に大阪で開催される技工士
ゼミナールのご案内です。
会場定員を大幅に増やしましたので、皆様ふるってご参加ください。


日時  12月4日 PM1:15〜5:00
 
場所  エル大阪

参加費 2,000円(連絡会会員無料)

    懇親会 3,000円


詳しくは下記pdfファイルにてご覧ください

ゼミナール案内
20111101 ゼミナールご案内 大阪歯科技工士連絡会.pdf 


技工士連絡会ニュース
20111101 大阪歯科技工士連絡会ニュース 4p.pdf 
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2011年10月26日

リニューアル

2011・10・26 HP・リニューアル

 これまで「違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部」として『歯科技工の海外委託問題訴訟』をメーンに、皆様方にご愛顧、ご支援を賜って参りました当ホームページを、この度、リニューアルすることに致しました。

新しいホームページの名前は 『歯科医療の未来を語る懇談会』と致します。

裁判の結果は、「敗訴」でありました。まことに残念至極で慙愧に耐えません。

しかし、この判決に見られるように、私たち歯科技工士のこれまでの社会的取り組が、如何に稚拙で、未熟で、お粗末であったか等、判決の功罪として数多くの教訓を得られました。

 更に、「歯科技工の海外委託」そのものの違法性は何ら解決されておりません。

そこで、気持ちも新たに、司法でダメなら立法・行政とステージを移し、歯科技工(士)の問題はもちろん、将来的歯科医療全体を垣根を越えて見つめ合い、語り合い、問題解決の具現化に少しでも役立ちたいと念じております。

 「他人事」(ひとごと)の世界から、歯科医療に身を置く歯科技工士の「わがこと」として、常に医療に心し、患者の目線で業を考え術を為す。

 リニューアルされたこのHPが、より一層業界発展と、皆さんとの意識交流で明るく、楽しい人生に少しでもお役に立てられれば幸せです。

標題の『名称』の変更のみで、他は連絡先等は一切変更はありません。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

平成23年10月26日
 
  歯科医療の未来を語る懇談会    代 表   脇 本 征 男
 
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2011年10月13日

川上弁護士による生涯研修開催

川上詩朗弁護士の生涯研修 決定!
 (歯科技工海外委託訴訟弁護団)

 川上詩朗先生は歯科技工海外委託訴訟の弁護団として、一審から最高裁まで担当されました。この4年余りの間に、多くの歯科技工士の意見を聞お聞きくだされ、現場を視察していただきました。そして、歯科技工士の置かれている立場を法律家の立場からご研究、膨大な資料を蓄積されました。それらを裁判の過程(一審弁論7回、二審弁論5回、最高裁上告)で弁論し、格調高い準備書面(弁論書)で主張されてきました。
 また、シンポジウム、マスコミ、国会議員との会談などで歯科技工士の窮状を機会ある毎に何回となく訴えていただきました。法律家という立場からのこれらの活動によって、国の態度に変化が見られ、次々と医政局から通知が出ています。このように有能な弁護士の実力によって国を動かすまでに大きな力が現れてきています。
 これほど活躍された弁護士は他におられません。私達歯科技工士にとってとても大切な存在で、現在、業界外で歯科技工士の過去、現状、を知り、未来を予測できる第一人者である事は過言ではありません。しかし、私達歯科技工士にってはこれからが大変です。ここで良く学び、将来を考え、後進のために行動を開始しなければなりません。
 タイムリーに日本歯科技工士会が川上詩朗先生の講演を生涯研修に積極的に認可したのは、会務発展、会員の利益になることで、とても喜ばしい事です。 この講演から、私達が知らない、行政のあり方、法律の内容などを学べる事は絶好の機会であります。多くの皆さまのご参加をおすすめいたします。

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東京都 生涯研修 自由研修課程 (応用講習会 U)

主催 東京都歯科技工士会

日時 平成23年10月23日 (日)13:00〜17:00

会場 東京都歯科技工士会館(JR大塚駅徒歩2分)

講師 @ 山崎容道先生 (有限会社ワイデント)
    演題 「プレス型オールセラミックスの導入について」

講師 A 川上詩朗弁護士(新宿法律事務所)
    演題 「法律家からみた歯科技工士の将来像について」
    付属解説 脇本征男 「現役歯科技工士の立場から」(元歯科技工海外委託訴訟原告団代表)
    資料配付

参加費 無料 事前申込不要

お問い合わせ
      社団法人東京都歯科技工士会
    〒170−0004
    豊島区北大塚2−2−10
    電話 03−3576−5611

23年度 都技生涯研修 −4p.pdf

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大阪府 生涯研修 自由研修課程

主 催 保険でよい入れ歯を大阪府歯科技工士連絡会
  
日 時 平成23年12月4日(日) 13:00〜17:00 
会 場 エルおおさか(大阪市)
講 師  @ 射場伸行(日技認定講師)
      鉤設計の固定観念を改める必要性

講 師  A 川上詩朗弁護士(新宿法律事務所)
      演題 「患者にとって安全かつ最良の歯科医療を求めて」
       付属属解説 脇本征男
      「現役歯科技工士の立場から」(元歯科技工海外委託訴訟原告団代表)
      資料配付

参加費  2,000円
お申込とお問い合わせ
    大阪府歯科技工士会・生涯研修実行委員会
    〒592-8334 堺市西区浜寺石津中2−5−28 根津方
    電話 072−243−6398
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2011年09月28日

お知らせ 

保団連よりアンケートが出されております。
なるべく多くの方々の声を届けたいので、下記pdfファイルより
ダウンロードし多くの方々にお配り下さい。


歯の安全アンケート
歯の安全性アンケート.pdf


アンケートと合わせて掲示用リーフレットもありますので
下記pdfファイルをダウンロード、印刷してご利用下さい。


歯の安全リーフレット
歯の安全性リーフレット−7p.pdf



既にお伝えしております通り、歯科医療を守る国民運動推進本部では、新たなる会員を
募集しております。
第一次締め切りを23年10月31日とさせて頂きますので、下記pdfファイルに
必要事項を記入の上、本部宛までFAX等でお申し込み下さい。
過去会員の皆さまも、新規登録となりますので登録をお願いいたします。
         

事務局〒157-0073 東京都世田谷区砧3-18-2脇本征男宛
電話/FAX 03-3868-0170
http://sikagikoushi.web.fc2.com/
wakimoto@bc.iij4u.or.jp


申込書pdfファイル

●申込書-.pdf
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2011年08月08日

2011年06月30日

厚労省 通知 医政発0628第4号

23年6月29日 医政発0628第4号.pdf



歯科技工海外委託について厚生労働省が3度目の通知  

厚生労働省はこれまで、「平成17年通知」「平成22年通知」により、国外で作成する歯科医療の用に供する補てつ物について、その品質の確保に努め周知してきたとされていました。
しかし、平成22年2月のTBSテレビ「報道特集NEXT」の2回連続の衝撃的な放送の反響は大きく、第174国会では、3月から4月にかけて、水野智彦議員(民主党)、古屋範子議員(公明党)、吉井英勝議員(共産党)、石井みどり議員(自民党)が超党派でこれらの通知内容や現状について厳しい質問を行いました。
これに対し、長妻昭厚生労働大臣は「今年の十月末をめどに、国内外問わずでありますけれども、歯科の補綴物のいわゆるトレーサビリティー、作成工程の追跡が確保されるように、歯科医師の皆さんの御意見も聞きながら対策を策定をしてまいりたいというふうに考えております。」と答弁していました。その後も、木村太郎議員(自民党)から2回にわたり質問主意書が出されていました。
厚生労働省は予定より遅れ、今年6月になって、今回3度目の通知が発信されたわけです。文書は7頁にありますので、別途PDFファイルをご覧下さい。
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2011年05月29日

新たな活動へ

最高裁の「決定」を超えて
新しい活動の開始へ
違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部
             代 表  脇 本 征 男

「歯科技工士」には、これ以上失うものはない!
平成19年6月22日、東京地方裁判所民事部に対する訴訟提起から始まりました。
原告は全国の北から南までの歯科技工士80名で、国の不作為責任いわゆる作為義務違反を国賠訴訟で問題としたことと、もうひとつは、国には歯科技工士の地位保全の責任があることを行政事件訴訟法で確認しようとしたものでした。
 平成23年2月15日、最高裁判所第三小法廷、裁判長裁判官大谷剛彦、裁判官那須弘平、裁判官田原睦夫、裁判官岡部喜代子、以上の四裁判官全員一致の意見で、東京高等裁判所が平成21年10月14日に言い渡した判決を原告が不服として最高裁に即時上告及び上告受理の申立てをしたことに対し、主文、「本件上告を棄却し、上告審として受理しない」旨の不当な決定がなされました。

すなわち最高裁判所は、東京高等裁判所の判断を是認した訳ですが、その東京高等裁判所の判断は、歯科技工の海外委託が歯科技工士法に違反するか否かという点については司法としての判断は一切せず、その責務である判断を不当に回避し、訴えの利益がない等というように、訴訟の入り口論で退けた不当な判決で断固抗議致します。
したがって、本訴訟が敗訴したからといって、「歯科技工の海外委託が適法であるとされたものではない」ことに留意すべきであります。
残念ながら、本訴訟は敗訴しましたが、歯科技工の海外委託問題が未解決であることに変わりありません。歯科技工の海外委託が放置されることにより、国民の歯科治療の安全性を確保する制度的な保障である歯科技工士制度が根底から崩壊されるおそれがあること、国民の安全かつ良質な歯科治療が脅かされている状況は残念ながら留まることを知らず続いております。

私たちは、平成23年3月26日開催の幹部会で「原告団の解散」を決議致しました。
おかげさまで会計の決済も完了致しました。会名称は現在の名称を使用致して参ります。
これまで本訴訟をご支援、ご協力賜った多くの方々に深く感謝を申し上げますとともに、これからも、最高裁の「決定」を超えて歯科技工の海外委託問題解決のため、又あぶり出された歯科技工士の身に余る程の重要な課題・問題をはじめ、新たな歯科技工士制度構築のため立法及び行政の場を含め、広く国民に対してあらゆる場所での歯科医療問題、歯科技工問題の解決のために経験を生かし引き続き努力する決意でございます。
失ったものを取り返すため
あなたの倍旧のご支援ご協力を心からお願い申し上げます。






川上弁護士講演レジメpdfファイル

23-5-22 川上先生講演レジメ.pdf



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2011年02月22日

最高裁判決

原告団及び弁護団声明
(最高裁判決について)

 最高裁判所第三小法廷(大谷剛彦裁判長)は、平成23年2月15日、歯科技工の海外委託を放置している国の責任を問うた歯科技工海外委託問題訴訟について、上告を棄却し、上告受理申立を受理しないとの不当な判決を下した。私たちは、最高裁判所のこの不当な判決に対して強く抗議する。

 日本国内では、歯科技工士法により、歯科医師又は歯科技工士としての資格を有しない者(無資格者)による歯科技工が禁じられている。ところが、歯科技工の海外委託の場合、無資格者による歯科技工が放置されている。しかも、薬事法の適用がある日本と異なり、歯科材料の安全性も制度的に保障されていない。
 このように、歯科技工の海外委託には、国民に対する安全かつ良質な歯科治療の実現の観点から多くの問題がある。ところが、国民の健康を守るべき責務を有する国は、十分な実態調査を行なわず、歯科技工の海外委託を認めた上でその責任を歯科医師に転嫁し、国としての施策は何もせず放置している状態であった。
 このような国の姿勢は、無資格者による歯科技工を禁じている歯科技工士法に反し、歯科技工士制度を根底から崩壊させ、ひいては国民の歯科治療の安全性等を脅かすものといわざるをえない。
 そこで、このような国の態度を改めさせるために、本訴訟は提起された。

 最高裁判所は上告を棄却し上告受理の申立を受理しないとすることで、東京高等裁判所の判断を是認したが、東京高等裁判所の判断は、歯科技工の海外委託が歯科技工士法に違反するか否かという点について判断することなく、訴えの利益がないなどというように、訴訟の入り口論で退けた。したがって、本訴訟が敗訴したからといって、歯科技工の海外委託が適法であるとされたものではないことに留意すべきである。

 私たちは、本訴訟の中で歯科技工の海外委託の実態と問題点を明らかにするとともに、広く世論にも訴えたことから、国会や地方議会などでも取り上げられるようになった。特に、海外で作製された補てつ物から発ガン性物質であるベリリウムが検出されるなど、歯科技工の海外委託の危険性が報道で取り上げられたことを機に、国民の中に広くこの問題についての関心が高まった。このことは、歯科技工の海外委託問題を解決するための意見書を採択した地方自治体が51議会に至るまでになったことに現れている。

本件訴訟は残念ながら敗訴したが、歯科技工の海外委託問題が未解決であることに変わりはない。歯科技工の海外委託が放置されることにより、国民の歯科治療の安全性を確保する制度的な保障である歯科技工士制度の根底が崩されるおそれがあること、国民の安全かつ良質な歯科治療が脅かされている状況は続いている。

私たちは、これまで本訟を支援してくれた多くの方々に感謝を申し上げるとともに、これからも、歯科技工の海外委託問題を解決するために、広く国民に対して歯科技工の海外委託問題の危険性を訴え続け、行政及び立法の場を含め、あらゆる場所でこの問題の解決のために引き続き努力する決意である。

平成23年2月21日

                   歯科技工海外委託問題訴訟原告団
                    団 長  脇  本  征  男
                   歯科技工海外委託問題訴訟弁護団
                    団 長  川  上  詩  朗



原告及び弁護団声明
23-2-21 最高裁 原告団及び弁護団声明.pdf


最高裁判決文
最高裁 決定 判決分.pdf
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2011年02月15日

週刊女性2月15日号 緊急レポート

週刊女性2月15日号に海外委託技工についての
記事が掲載されました。
当会の脇本も取材を受けております。
今回、主婦と生活社様のご好意によりご紹介させて頂きます。


23-2-15 週刊女性-海外委託−2p.pdf


主婦と生活社
http://www.shufu.co.jp/magazine/woman/
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2011年01月09日

年頭ご挨拶

23-1-8 脇本代表新年ご挨拶.pdf



            年頭ご挨拶
                                 2011年1月8日

                  違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部
                               代 表  脇 本 征 男

 卯年に因まれる跳躍、飛躍、躍進の新年をご家族おそろいでお健やかにお迎えの事とお喜びを申し上げます。旧年中は歯科技工の海外委託問題訴訟に対しまして、多大なご支援とご協力を賜り、心からありがたく厚く御礼を申し上げます。

裁判の経緯は、最高裁より昨年2月4日付けで下級審よりの書類一切を受理し、これより書面審理に入る旨の通知を頂いて以来、早一年を迎えようとしている現在も、未だ何の音沙汰もありません。一審、二審の「法律上の争訟及び確認の利益が認められない」の判断のもと、「歯科技工の海外委託の実態」には全く言及することなく、歯科技工士の業務独占の目的を形式的かつ限定的に解釈したものであり、司法の責任を放棄した極めて不当な判決と考え、上告したのであります。法の下、「国家資格者」たる者の「地位の保全」も判断できない司法で、法治国家と言えるのでしょうか。「何かある」と思わざるを得ません。

 昨年2月のTBS報道特集番組「NEXT」に見るように、国民の安心、安全確保において、歯科医師の責任のみに押しつけておいて、法の解釈をグニャッとねじ曲げ、衛生行政における責務であるはずの管理監督義務から逃避している国の姿勢は断じて許せることではありません。歯科医師の倫理観や常識の完全無欠を信用しろと言うことだけでは、患者の安心安全を守るために制定した歯科技工士法は不要だと云うことになります。その気になれば出来るでしょうが、今や、歯科医師一人だけで完全な歯科医療を施す事は、至難な歯科医療現場であることは周知の事実であります。

 わが国の歯科技工技術は、一昨年北京市訪問のおり、ラボと学校のオーナーで校長でもある方の言葉にもあったように、「最高です。日本の歯科技工技術は世界一です。それは、優れた制度や法律それらに基づく立派な教育が確立されているからです」そして、「今後有能な日本の専門家にお出で頂き、日本の全てを学んで行きたい」とも付け加えたのです。中国の歯科技工技術の多くは、わが国の旧来の徒弟制度に準じたところがあり、ひとり一人が医療に伴う人体の細部まで学び、国家試験によって資格を得るという制度はありません。ラボ経営の日本で言う通商産業省の許認可が中心であり、経済効果を狙った国策に則ったシステムであり、到底厚生労働省管轄の衛生行政とは考えられませんでした。とはいえ、材料の安全性などは世界の水準規模に達する努力は国を挙げて行っているようです。異国の一指導者たる業界の有識者が、わが国の歯科技工業界の現状に羨望の眼差しを送り、全てを学ぼうと言われるその姿勢に深く感激し、ハッキリ申し上げて、恥ずかしくてその場を逃げ出したい心情になったことを昨日のことの様に思い出します。わが国の業界で唯一と言われる団体の態度を見るに付け、背筋が凍る思いになるのは私だけでしょうか。

今、起きている歯科技工の海外委託問題は、図らずも「17年通知」として厚生労働省と日歯、日技が合意の上発出され、ある筋にはお墨付きを与えるに等しかったその内容は、歯科技工士法を無視したもので、歯科医師の法の上を行く「裁量権」認定で違法性が高く、原告団や保団連をはじめ、日歯、日技以外の支援団体は撤回を求めております。補綴部門では歯科医師の代理は、歯科医師か歯科技工士しか認められておりません。ご自分の代理部門を、わが国のれっきとした有資格者に託さず、海外の無資格者に委ねる事を良とする一部の歯科医師とそれを是認する行政がおります。国民の安心安全確保の担保として制定された「歯科技工士法」を、今一度見直して頂きたいものと重ねてお願い致します。

 昨年保団連の先生方の多大なご協力のおかげで、9月11日のシンポジウムは学者や消費者団体代表や患者参画という多彩な顔ぶれで共催させて頂いたり、10月21日は日比谷野外音楽堂で大雨の中、5千人規模で開催された「国民集会」に参加し、日比谷から日本橋まで、都心の目抜き通りを大行進によるパレードでプラカードをかざして国民に堂々と歯科技工士をアピール出来たことは感動でした。びしょぬれの仲間に心からの感謝あるのみです。

 又、荒井聰消費者担当大臣にお目に掛かったり、全国消費者団体連絡会事務局長阿南 久様にお目通り願ったり、厚生労働省歯科保健課の課長補佐以下3名の技官にお会いして議論が出来たことも収穫でした。その都度、保団連と連署で「要請書、要望書」等の書面を作成し、会見後必ず提出して参りました。

 地方自治体の「意見書」も逐次ご提出頂いている情報を承っております。各県技におかれましても、独自の社会アピール運動や、智恵を絞って頂き可能な限りの素晴らしいご支援ご協力を頂戴致して参りました。感謝申し上げます。川上先生のご協力を頂いて、各地の組織にもお話に出かけて参りました。どのような判決がくだるのか、専門家である弁護士にも全く分かりません。これまでの法廷内外運動の経験と勉強を生かして、これからは、国民目線で歯科技工士として、歯科技工士制度の維持・充実・発展のために、一身を捧げて邁進して参ります。本年もよろしくお願い申し上げます。

 末筆ながら、皆様方のより一層のご健勝とご多幸を心から祈り新春のご挨拶と致します。
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2010年12月26日

「平成22年の海外委託問題総合資料集発送のお知らせ」

CD発送のお知らせ

当本部では、このたびCDを製作しました。内容は「平成22年の海外委託問題総合資料集」です。製作配布費用等の関係で、47都道府県技のみとなりますが、随時発送贈呈いたしますのでご利用下さい。この問題をご理解いただき、運動をさらに盛り上げ、問題解決と歯科業界全体発展の為、ご活用いただく思います。CD構成は、裁判資料 54p、国会議員活動 24p、保団連合同活動 187p、各団体活動 23p、厚生労働省資料 104p、自治体意見書 41p、報道 81p、関連資料 41p、本部記録 60p、容量520MB、フォルダ数44,ファイル数294。容量520MB総ページ数615、文書はPDF、写真はJPEG、録音MP3録音7時間21分、と情報満載で、後生の為の保存記録用としても価値あるものとなりそうです。
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書籍販売(付録CD付)のお知らせ

書籍販売(付録CD付)のお知らせ

日本歯科新聞でも紹介された保団連発刊の「特集・海外歯科技工問題」が大きな話題を呼んでいます。そこで当本部では、皆様の利便性を考慮し、流通のお手伝いをさせていただくこととなりました。次の要領でお申し込み下さい。

22-12-11 保団連雑誌3p.pdf
【書籍内容】
B5版カラー、64頁。
執筆者、宇佐美宏(全国保険医団体連合会副会長・歯科代表)川上詩朗(海外委託問題訴訟弁護団)、鈴木邦明(北海道大学大学院歯学研究科教授)、宇尾基弘(北海道大学歯学部理工学准教授)、蓮尾隆子(家庭栄養研究会副会長)、成田博之(保団連海外技工問題担当理事)、森元主税(東京保険医協会副会長)森 茂(全国保険医団体連合会事務局)、藤林 渉(青森県保険医協会事務局)脇本征男(違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部代表)、新井 肇(違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部幹部)。以上11名。

【価格】
1冊500円(送料・代金振込料込み)
当本部特別サービス付録・CD1枚
(平成22年海外委託問題資料集・容量520MB総ページ数615)

【お申し込み】
違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部まで。
 ご氏名、住所、電話、ご職業、希望部数、明記。
数量に限りがありますのでご希望に添えない事もあります。

【お支払方法・代金後払い】
書籍到着後、同封の振込用紙でお近くの郵便局にてお支払下さい。



メール・wakimoto@bc.iij4u.or.jp
電話又はファクス  03(3868)0170
郵便はがき 〒157−0073 東京都世田谷区砧3−18−2 脇本征男宛

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2010年12月08日

宮崎県技発

特例民法法人宮崎県歯科技工士会ならびに、宮崎県歯科技工組合がこのほど
下記の文章とポスターを作製し、地元の歯科医院に配布されたそうです。
大変素晴らしい内容となっておりますので是非ともご覧下さい。



送付文章はこちら
宮崎県技文書.pdf



配布ポスターはこちらから
22-12-8-宮崎県技ポスター.pdf
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2010年12月01日

12月5日 大阪にてお会いしましょう


12月5日 大阪歯科技工連絡会主催の技工士ゼミナールが開催されます。



第一部は臨床経験発表会。そして第二部はシンポジウムとして代表の脇本および

弁護士の川上先生がパネラーとして発言いたします。



ご案内の解説文にに「何が大切なのか、考えたいと思います」の文字にあるように、今、我々歯科技工士が何を守り、そして何をすべきかを考える事が大事であり、他人任せでは何も進展はしないという事を胆に命じなければなりません


非会員の方々も1,000円という参加費で公聴できますし、懇親会を新しい人脈作りの場としてご活用して頂き、ネットやメールのやり取りでは無い、顔を付き合わせた生きた時間に触れる機会にして頂ければ幸いです。



大阪のみならず、近郊の歯科技工士の方々のご参加をお待ちしております。


ゼミナールのご案内です。クリックしてご覧下さい。
22-12-5 大阪歯科技工士連絡会.pdf
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2010年11月24日

青森県技発

全国県技へDVD冊子.pdf


22-12-11 保団連雑誌3p.pdf


青森県技会長及び連盟会長より上記の文章が各都道府県会長及び連盟会長宛に発送されました。

一人でも多くの全国の会員の皆様の目に触れる事を祈っております。

青森県歯科技工士会及び連盟のすべての会員の皆様の行動に頭が下がる想いであります。
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2010年10月13日

10・21 国民集会 皆で参加しましょう!


医療団体合同大規模イベント
   「10・21国民集会」

PDFファイル 1件 3ページ 442kb

22-10-21-日比谷− 3p.pdf


参加される方々へのお願いpdfファイル

1021国民集会にご参加についてのお願い.pdf


プラカード等にプリントアウトしてご利用下さい
ゼッケン 8種類デザイン.pdf



医療団体合同の大規模なイベントが開かれます。私たち技工士もその仲間です。
是非、参加して、協力し、また勉強しましょう。
皆様、ご多忙とは存じますがお出かけください。


参加者の皆様は作業衣(白衣)と、ご自身手作りの、アピール・ゼッケン(紙可)、
一人用のプラカード等を準備できる方は持参下さい。
プラカード、ゼッケン等に書く文字は「安心安全な歯科医療を守れ」「保険医療の充実を」
など、単に歯科技工士云々ではなく国民の視線で訴える文字にすると良いと思います。






歯科技工士関係者集合場所

 21日(木)12:00 
 日本弁護士会館 玄関前
 東京メトロ丸ノ内線・千代田線「霞ヶ関」前
 皆様のご出席をお待ち申し上げます。


お問合せ、歯科医療を守る国民運動推進本部
脇本まで、TEL&FAX 03(3868)0170







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2010年08月16日

シンポジウム開催のお知らせ

9月11日土曜日 東京お茶の水において、
違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部と
全国保険医団体連合会との共催にて海外歯科技工問題についてシンポジウムが開催されます。


下記pdfファイルに詳細ポスターがございますのでご覧下さい。
海外委託技工問題シンポのチラシ6.pdf


今回のシンポジウムは、
 最高裁の厳粛な判決を待っている今日、これまで
保団連の強力なご支持、ご協力を得ながら、先生方と共に、
各種の勉強会や催事にお招き頂きながら、当本部
脇本征男代表と川上詩朗弁護士が訴訟の真意をご
理解頂くため、積極的に粉骨砕身努力を続けてまいりました。

その努力が実を結び、この時期がタイムリーとの決断を得、
違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部
と全国保険医団体連合会との共催で行うことになりました。

一般、歯科業界の方など参加は自由ですので、ポスターを
プリントアウトして参加者を募って頂ければ幸いです。

多くのご参加をお待ちしております。






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2010年07月30日

大阪歯科技工士連絡会

大阪歯科技工士連絡会より活動報告が脇本の手元に届きましたので
ご紹介させて頂きます。
活動内容につきましては、7月に全国の技工士会会長宛に送られた
下記の資料をお読み下さい。







全国都道府県 歯科技工士会
会  長         様

                        2010年7月吉日


「歯科技工海外委託」の意見書採択に対する取り組みについて
                      保険でよい入れ歯を!
                      大阪歯科技工士連絡会
                       代 表 石橋 哲夫

謹 啓
初夏の候、貴会におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
 さて私達は、大阪を拠点に30年、歯科医療の改善運動を中心に訴え続け地道に活動しております任意団体の「大阪歯科技工士連絡会」です。突然の申し入れ、失礼かと存じますがお許し下さい。
 当会は、昨年(09年)の春から「海外技工にかかる意見書」を大阪府下全自治体  (43議会)の各議会に採択していただくための陳情活動を行ってきました。その結果、府下3分の1の自治体(15議会)で採択していただきました。
 今、最高裁で係争中の「海外委託歯科技工訴訟」問題や、阻止運動が全国各地でも広がりをみせ、その結果、テレビや新聞などマスコミで報道され、注目を集めて大きな反響を呼んでおります。ご承知の如く、国民の多くが知ることとなり患者さんからの不安も広がっており、歯科への信頼が損なわれようとしております。
 海外技工問題は、歯科技工士だけの運動ではなく、むしろ国民運動であると私達は考えております。
 歯科医療が立ちゆかなくなる危険から、「海外技工にかかる意見書」の運動に、思いを込めて、それぞれのお住まいの各議会へ訴えを起こしてはいかがでしょうか。是非ご検討いただき、取り組んでいただきたくお願い申し上げます。
 当会なりの考えで、陳情書の提出を行ってきました。この動きを全国各地の歯科技工士会・歯科技工士ひとり一人の方々に強く訴えていきたいと思います。
 尚ご希望があれば、大阪にて提出致しました資料等をお届けさせていただきます。
 ご一報下さい。
 その後、厚労省の動きや全体の流れについては、会報(同封)をご参照下さい。
 宜しくお願いします。


 敬 具
《連絡先》  事務局(海外委託担当) 
                        西川 勝美
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